ローコスト住宅で知られるタマホームは、リフォーム事業でも年間110億円規模の売上を持つ大手です。全国47都道府県に約245拠点を展開し、自社で建てた家以外のリフォームにも対応しています。
「タマホームのリフォームは本当に安いのか」「担当者の対応や施工品質はどうなのか」と気になっている方も多いはず。この記事では実際の利用者の口コミや評判をもとに、タマホームリフォームの強み・弱みから費用相場、2026年度に使える補助金情報まで詳しく解説します。見積もり依頼前に知っておきたいチェックポイントや、タマホームに向いている人・向いていない人の判断基準も紹介しています。
タマホームはどんな会社?リフォーム事業の概要
東証プライム上場・全国245拠点の大手ハウスメーカー
タマホームは1998年設立の大手ハウスメーカーです。東証プライム市場に上場しており、2025年5月期の売上高は2,008億円。従業員数は3,272名で、全国47都道府県に約245の店舗・展示場を構えています。
「品質も、価格も、叶う家」をコンセプトに掲げ、建築資材の独自流通と効率的な施工体制でローコスト住宅を実現してきました。注文住宅では年間7,700棟以上の実績があり、住宅建築のノウハウは業界でもトップクラスです。テレビCMでもおなじみで、住宅メーカーとしての知名度の高さは安心材料の一つです。
ローコスト住宅のノウハウを活かしたリフォーム
タマホームのリフォーム事業は、2024年5月期時点で売上高110億円規模。新築住宅で培った資材の大量一括仕入れの仕組みを活かし、住宅設備を低価格で提供できる体制が整っています。
取り扱いメニューはキッチン、浴室、トイレ、洗面所の水回りから、外壁塗装、屋根工事、内装リフォーム、間取り変更を含む大規模リノベーションまで幅広くカバー。TOTO、LIXIL、パナソニック、クリナップなど大手メーカーの設備を豊富に取り揃えています。個性的なデザインの設備からシンプルで機能的な設備まで選択可能です。
タマホームで建てた家だけでなく、中古住宅や他のハウスメーカー施工の家、マンション、築30年超の建物にもリフォーム対応可能。この対象物件の幅広さは大手ならではの強みです。
2026年現在、住宅業界全体は新築着工数の減少傾向にあります。タマホームの2025年5月期決算も前期比で減収となりましたが、リフォーム事業は住宅ストックの活用需要を受けて安定した売上を維持。新築とリフォームの両輪体制で事業基盤を強化しています。リフォーム事業の成長は、築年数の経過した既存住宅のメンテナンス需要の高まりを反映したものです。
タマホームリフォームの口コミ・評判
利用者の良い口コミ
タマホームのリフォームを利用した方からは、費用面での満足度が高い傾向が見られます。他社と相見積もりを取った結果「タマホームが最も安かった」という声が複数あり、大手メーカーの設備をリーズナブルに導入できた点を評価する利用者が目立ちます。
担当者の対応を評価する口コミも多く見られました。「知識が豊富でわかりやすく説明してくれた」「こちらの予算内で最善のプランを考えてくれた」といった声があります。オリコンの戸建てリフォーム調査でも、施工業者の対応力は77.2点と比較的高い評価です。設計・デザインも77.3点で、提案力への満足度もうかがえます。
全国対応の安心感を挙げる利用者も少なくありません。地方在住でも最寄りの店舗で相談できる点や、大手ならではのトラブル時の対応力が評価されています。特にキャンペーン時期にお得にリフォームできたという声もありました。
水回りリフォームでは「他社で見積もった金額より20万円以上安く済んだ」という具体的な声もあります。標準仕様の設備でも十分な品質だったという評価が多く、コスパ重視の方には好評です。
設備の選択肢の豊富さも好評ポイントです。TOTO、LIXIL、パナソニック、クリナップなど複数メーカーの商品から選べるため、デザインや機能の好みに合わせた提案を受けられます。ショールームで実物を確認できる点も安心材料として挙げられていました。
気になる口コミ
一方で、営業担当者の質にばらつきがあるという指摘が複数見られます。「予算が少ないと態度が変わった」「連絡が遅くて困った」「積極的な提案が得られなかった」といった声があり、担当者との相性がリフォームの満足度を大きく左右する傾向です。合わないと感じたら、遠慮せず担当者の変更を店舗に申し出ることも選択肢の一つです。
施工品質への不満も一部あります。タマホームは実際の施工を地域の下請け業者に委託しているため、下請けの技術力や管理体制によって仕上がりに差が出ることがあります。「見積もり時よりも費用が上がった」「仕上がりが打ち合わせ内容と違った」というケースも報告されています。
選択肢の少なさを指摘する口コミもありました。リフォームで選べるメーカーやオプションが限定的で、細かいカスタマイズには対応しきれない場合があるようです。標準仕様から外れた途端に費用が跳ね上がり、結局他社と変わらない金額になったという声も見られました。
アフターサービスへの不満もあります。「工事後の不具合に対応が遅かった」「点検の連絡がなかなか来なかった」というケースが一部報告されています。契約前にアフターサービスの具体的な内容と、連絡先を確認しておくと安心です。
有名な会社ほどネット上では良い口コミも悪い口コミも目立ちやすい面があります。実績のある会社ほど利用者が多いぶん、一部の声がピックアップされやすいのも事実。ネットの情報をそのまま鵜呑みにせず、自分で実際に問い合わせたり見積もりを取ったりして判断することが大切です。
タマホームリフォームの強みと注意点
独自の流通システムによるコスト削減
タマホームの最大の強みは価格競争力です。中間業者を挟まない独自の流通システムと、住宅設備の大量一括仕入れにより、標準仕様の範囲内であれば他社よりも費用を抑えられるケースが多くなっています。
新築住宅で培ったコスト管理のノウハウがリフォームにも活かされています。水回り4点セットの同時施工など、まとめて依頼すると共通工程の費用を削減できるのも見逃せないポイント。足場の設置が必要な外壁塗装と屋根工事を同時に行えば、足場代が1回分で済みます。足場の設置だけで15〜25万円ほどかかるため、この節約効果は大きいです。
全国47都道府県・約245拠点のネットワーク
タマホームは47都道府県すべてに拠点を持ち、地方在住の方でも最寄りの店舗で相談できます。引っ越しを伴うリフォームや、転居先での追加工事にもスムーズに対応可能です。店舗・展示場が近くにあれば、設備の実物を確認してから選べるのもメリットです。
知名度の高さも安心材料の一つ。万が一トラブルが発生した場合でも、上場企業としての対応が期待できます。リフォーム瑕疵保険への加入も可能なので、工事後の安心を重視する方は検討してみてください。オリコンの戸建てリフォーム調査では、関東エリアでの評価が76.8点と地域別で高めのスコアを獲得しています。
下請け施工のため品質にばらつきがある点
タマホームは実際の施工を地域の下請け業者に委託しています。そのため、仕上がりの品質が下請けの技術力や責任感に左右される面があります。施工管理が行き届かないケースでは、打ち合わせ内容と実際の施工が異なるトラブルも報告されています。
対策としては、工事の進捗を定期的に確認し、気になる点があれば早い段階でタマホームの担当者に伝えることが有効です。要望は口頭だけでなくメールや書面で記録を残しておきましょう。「言った言わない」のトラブルは、書面での記録がないために起きるケースがほとんどです。
標準仕様から外れると費用が上がる点
タマホームの低価格は標準仕様の範囲内での話です。設備のグレードアップやカスタマイズを希望すると追加費用が発生し、結果的に割高になることがあります。キッチンの天板素材を変えたり、食洗機を追加するだけでも数十万円の上乗せになるケースも。
外壁塗装や屋根工事では、タマホームを通すと中間マージンが発生するため、専門業者に直接依頼したほうが安い場合もあります。見積もり段階で「標準仕様の範囲」と「オプション追加時の費用」を明確に分けて提示してもらうと、予算オーバーを防ぎやすくなります。
オプション費用が気になる場合は、標準仕様で見積もりを出してもらった上で、グレードアップしたい箇所だけ追加見積もりを取る方法が有効です。優先順位をつけて、限られた予算内に収める判断がしやすくなります。
タマホームの水回りリフォーム
お風呂・トイレ・キッチンの施工実績
タマホームの水回りリフォームでは、TOTOのサザナシリーズやLIXILのアメージュなど、大手メーカーの人気商品を取り扱っています。デザイン性と機能性を両立した設備が標準仕様で選べる点は、ローコストメーカーならではの魅力です。
キッチンリフォームではキッチン本体の交換だけでなく、レンジフード、カップボード、コンロの交換にも対応。背面キッチンから対面式キッチンへの変更や、壁材・床材の同時変更も可能です。シンプルなデザインから木目調の温かみのあるスタイルまで、複数のパターンから選択できます。
浴室リフォームではユニットバスの交換が中心です。在来工法からユニットバスへ変更する場合は、解体・配管・下地補修の費用が追加でかかります。トイレは省スペース型からタンクレスまで幅広いラインアップがあり、半日から2日程度の短工期で交換できるのが特徴です。洗面台の交換も約4時間で完了するため、日常生活への影響が少ないのもメリットです。
水回りリフォームの口コミでは「デザイン性が高く期待以上の仕上がりだった」「予定通りの工期で生活に支障が出なかった」という良い評価が見られます。一方で「説明が不十分だった」「工事中の養生が甘かった」という声もあるため、事前の打ち合わせを丁寧に行うことが満足度を左右します。
水回りリフォームの費用を抑えるコツ
水回りのリフォーム費用を抑えるなら、水回り4点セットの同時施工が効果的です。キッチン、浴室、トイレ、洗面所をまとめて依頼すると、配管工事の手間が一度で済み、共通工程の費用を削減できます。
設備のグレードは最も費用に影響する要素です。カタログやショールームで実物を確認し、必要な機能と不要な機能を見極めてから選びましょう。食洗機や浴室乾燥機は便利ですが、追加費用が数十万円になることもあります。標準仕様で十分と感じる部分はそのまま採用するのがコスト削減の基本です。
リフォームのタイミングも費用に影響します。年度末の2〜3月や、ボーナス時期の6〜7月はリフォーム需要が集中しやすく、職人の確保が難しくなることがあります。比較的空いている10〜11月に依頼すると、工期の調整がしやすいケースもあります。タマホームの担当者にキャンペーンの有無や時期を聞いてみるのもおすすめです。過去にはお得なキャンペーンが実施されていた時期もあり、タイミング次第でさらに費用を抑えられる可能性があります。公式サイトも定期的にチェックしてみてください。
タマホームリフォームの費用相場
部位別の費用目安
タマホームの公式サイトではリフォームの参考価格を公開していませんが、過去の事例や一般的な相場から費用の目安をまとめました。
| 工事内容 | 費用目安 | 工期目安 |
|---|---|---|
| キッチン交換 | 約60〜150万円 | 2〜5日 |
| 浴室交換 | 約80〜180万円 | 3〜7日 |
| トイレ交換 | 約15〜40万円 | 半日〜2日 |
| 洗面台交換 | 約10〜30万円 | 約4時間 |
| 外壁塗装 | 約70〜160万円 | 7〜14日 |
フルリフォームの実績としては、中古マンション70平米で約698万円、戸建て43坪で約1,180万円といった事例があります。設備のグレードや下地の状態によって費用は大きく変わるため、正確な金額は見積もりで確認してください。
外壁塗装の費用は使用する塗料のグレードで大きく変わります。シリコン塗料が最も一般的ですが、耐久性を重視するならラジカル塗料やフッ素塗料も選択肢になります。グレードが上がるほど費用は高くなりますが、塗り替えの頻度が減るため、長い目で見るとコスト差が縮まるケースもあります。
見積もり書は「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3層構造になっていることが多いです。本体工事費だけを見て安いと判断せず、付帯工事や諸費用も含めた総額で他社と比較しましょう。
費用が上がりやすいポイントとして、床下や壁内の腐朽補修、配管・電気ルートのやり直しがあります。工事を始めてから発覚する追加工事のリスクもあるため、見積もり時に「追加費用が発生しやすい箇所」を具体的に聞いておくのがおすすめです。特に浴室の在来工法からユニットバスへの変更では、解体後に土台の腐朽が見つかるケースが多いため要注意です。
費用を抑えるなら、水回りや外壁工事をまとめて依頼するのが効果的です。共通する工程の費用を一本化でき、足場代の重複も避けられます。リフォームローンも各種金融機関と提携したものが利用可能なので、資金面で不安がある方は担当者に相談してみてください。バリアフリーリフォームや耐震改修には自治体独自の補助金が出る場合もあるため、お住まいの市区町村の制度も合わせてチェックしておきましょう。
リフォームで使える補助金制度
2026年度は「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国が先進的窓リノベ2026、みらいエコ住宅2026、給湯省エネ2026、賃貸集合給湯省エネ2026の4事業を実施しています。リフォームで活用できる主な事業は以下のとおりです。
みらいエコ住宅2026事業では、窓や壁の断熱改修を含むリフォームで最大100万円の補助が受けられます。ただし開口部の断熱改修を含む工事が申請の必須条件で、水回りだけのリフォームは対象外。2026年度からはエアコンや換気設備も新たに補助対象に加わりました。
先進的窓リノベ2026事業は窓の断熱改修に特化した制度で、内窓の設置や外窓の交換で最大100万円の補助が出ます。2026年度からは内窓にSグレード以上の断熱性能が必要です。窓の断熱改修は電気代の削減にもつながるため、費用対効果が高いリフォームの一つです。
給湯器の交換を含むなら「給湯省エネ2026事業」も対象になります。エコキュートへの交換で基本額7万円、高性能要件を満たせば10万円に増額。電気温水器の撤去加算2万円、蓄熱暖房機の撤去加算4万円を合わせると最大14万円の補助が出ます。2026年度からはIoT接続が基本要件として必須になった点にも注意してください。
いずれも申請は登録事業者経由で行います。タマホームが登録事業者かどうかは見積もり時に確認しておきましょう。予算上限に達すると受付終了のため、検討中の方は早めに相談してください。詳しい条件は住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトで確認できます。
タマホームのリフォームで失敗しやすいポイント
間取り・内装の後悔を防ぐには
タマホームのリフォームで後悔しやすいのが、間取りと内装の選択です。十分な計画を立てずに進めると、収納スペースが足りない、動線が使いにくい、部屋の広さのバランスが悪いといった不満が出がちです。
将来のライフスタイルの変化も見越して計画しましょう。子どもの成長、在宅ワークの増加、高齢になった時の使いやすさなど、5年後、10年後の暮らしをイメージして間取りを決めることが大切です。
内装材は必ず実物を確認してから選んでください。カタログの写真と実物では色味や質感が異なることがあります。壁紙や床材はサンプルを取り寄せるか、ショールームで実物を見てから決断すると後悔を防げます。担当者の提案をそのまま受け入れるのではなく、自分の目で見て納得してから最終決定しましょう。
追加費用の発生リスクを把握する
リフォームでは、工事を始めてから追加費用が発生するケースがあります。壁を開けたら内部が腐朽していた、配管の老朽化が想定以上だった、といった状況は築年数の古い建物では珍しくありません。
追加費用のリスクを最小限に抑えるには、見積もり段階で「追加費用が発生する可能性のある箇所」をリストアップしてもらいましょう。予備費として見積もり総額の10〜15%程度を確保しておくと、想定外の出費にも対応できます。追加工事が必要になった場合は、必ず書面で見積もりを取り直してから承諾しましょう。口頭だけの了承は後からトラブルの原因になりやすいです。
タマホームのリフォームで後悔しないためのチェックポイント
見積もり依頼時の確認事項
タマホームにリフォームを依頼する際は、以下の点を確認しておきましょう。
- 工事内容と「標準仕様の範囲」の明確化
- オプション追加時の費用がいくらになるか
- 追加費用が発生する可能性のある箇所と条件
- 使用する設備のメーカー名と型番
- 工期の目安と遅延時の対応方針
見積もり書は「本体工事費」だけでなく、付帯工事費や諸費用も含めた総額で比較するのが鉄則。最低でも3社から見積もりを取って比較しましょう。タマホームは標準仕様なら安いですが、カスタマイズ次第では他社のほうが安くなることもあります。
工事中から引き渡しまでの注意点
下請け施工であるぶん、施主自身の施工管理意識が大切になります。工事が始まったら進捗を定期的に確認してください。気になる箇所は早い段階でタマホームの担当者に伝えましょう。完了後の指摘では対応が難しくなるケースもあります。
打ち合わせの内容は必ず書面やメールで記録を残してください。使用する材料の品番、色、仕上げ方法など、認識のずれが起きやすい箇所は特に書面での確認が重要です。写真やカタログの該当ページを添付して「この通りでお願いします」と記録に残す方法も効果的です。
引き渡し時には施工箇所を一つずつチェックし、問題があればその場で指摘しましょう。施工前後の写真を自分でも撮影しておくと、後日トラブルが起きた場合の証拠になります。近隣への挨拶も忘れずに。工事前に騒音や車両の出入りがある旨を伝えておくだけで、ご近所トラブルのリスクを下げられます。特に外壁塗装では足場の設置や塗料の臭いが近隣に影響するため、工期と作業時間帯を事前に伝えておくと配慮が伝わります。
保証内容の確認ポイント
タマホームのリフォーム保証は工事完了から2年間です。メーカー製品についてはメーカー保証期間が別途適用されます。リフォーム瑕疵保険にも加入できるので、保険の適用を希望する場合は契約前に申し出てください。
注意すべきは、新築の保証とリフォームの保証の違いです。タマホームの新築は有償メンテナンスを条件に最長60年まで延長可能ですが、リフォームの保証は2年間。水回りは後から不具合が出やすい箇所なので、保証期間と対象範囲を契約前に書面で確認しておくことをおすすめします。保証の対象外となるケースや、保証を受けるための条件も事前に把握しておくと安心です。
タマホームに向いている人・向いていない人
タマホームのリフォームが向いているのは、標準仕様の範囲内でコストを抑えたい方です。TOTO、LIXIL、パナソニックなど大手メーカーの設備をリーズナブルに導入したいなら、タマホームは有力な選択肢になります。
全国どこでも対応できるため、地方在住で近くにリフォーム専門店が少ない方にも向いています。タマホーム以外で建てた家のリフォームを検討している方、大手の上場企業に任せたいという方にも合っているでしょう。リフォームローンも利用できるため、手元の資金が限られている方にも相談しやすい環境が整っています。
一方で、細かいカスタマイズやデザインにこだわりたい方には向きません。選べるメーカーやオプションに制限があるため、こだわり派はリフォーム専門店のほうが満足度が高い可能性があります。
外壁塗装だけを依頼したい場合も、外壁専門業者に直接頼んだほうが中間マージン分だけ安くなるケースがあります。標準仕様から外れるカスタマイズが多い場合もコストメリットが薄れるため、工事内容に応じて依頼先を使い分けるのが賢い選択です。
資金面では、タマホームが提携するリフォームローンも活用できます。各種金融機関と提携したローンが用意されており、支払い期間や回数もカスタマイズ可能。まとまった資金がなくてもリフォームを始められるのは大手ならではのメリットです。
リフォーム依頼から完了までの流れ
タマホームにリフォームを依頼した場合の一般的な流れは以下のとおりです。
- 問い合わせ・相談:電話、メール、公式サイトの問い合わせフォームから連絡します。最寄りの店舗・展示場に直接訪問しての相談も可能です。
- 現地調査:担当者が自宅を訪問し、リフォーム箇所の状況や寸法を確認します。調査は無料で、所要時間は1〜2時間程度が一般的です。
- プラン提案・見積もり:現地調査の結果をもとに施工プランと見積もりが提示されます。標準仕様とオプションの費用を分けて確認し、不明な点はこの段階で質問しましょう。
- 契約:内容と金額に納得したうえで契約。保証内容、追加費用の発生条件、工期もすべて書面で確定させます。
- 着工:近隣への挨拶を済ませた後、工事がスタート。トイレ交換なら半日、浴室交換なら3〜7日、大規模な間取り変更なら数ヶ月が目安です。
- 完了・引き渡し:施工箇所を一つずつ確認し、問題がなければ引き渡し。保証書の受け取りと内容の確認も忘れずに行ってください。
リフォームの相談時に工事期間やスケジュールの目安を確認しておくと、生活への影響を最小限に抑えたスケジュールが立てられます。特に水回りの工事中は使えない期間が発生するため、仮設トイレや銭湯の利用を含めて事前に準備しておきましょう。
補助金の利用を考えている場合は、着工前に登録事業者としての手続きが完了しているか確認してください。着工後の申請では補助金が受けられないケースがあります。事前にスケジュールを確認し、補助金の交付申請が間に合うタイミングで工事を始められるよう調整してください。
よくある質問
Q. タマホームのリフォームの評判は良い?
価格の安さと担当者の丁寧な対応を評価する口コミが多く見られます。一方で担当者による対応差や、下請け施工ゆえの品質ばらつきを指摘する声もあります。オリコン戸建てリフォーム調査では総合74.9点で20位の評価です。
Q. タマホームのリフォーム費用の相場は?
部位別の目安はキッチン交換60〜150万円、浴室交換80〜180万円、トイレ交換15〜40万円、外壁塗装70〜160万円です。フルリフォームは中古マンション70平米で約698万円、戸建て43坪で約1,180万円の実績があります。
Q. タマホームのリフォーム保証は何年?
リフォーム工事の保証は完了から2年間です。メーカー製品はメーカー保証期間が別途適用されます。リフォーム瑕疵保険への加入も可能です。新築の最長60年とは大きく異なるため、契約前に保証範囲を確認しましょう。
Q. タマホーム以外で建てた家もリフォームできる?
対応可能です。他のハウスメーカーで建てた家、中古住宅、マンション、築30年超の建物もリフォームを受け付けています。
Q. タマホームのリフォームで使える補助金は?
2026年度は住宅省エネ2026キャンペーンの補助金が利用できる場合があります。断熱改修を含むリフォームで最大100万円のみらいエコ住宅2026事業や、窓の断熱改修で最大100万円の先進的窓リノベ2026事業が対象です。申請は登録事業者経由で行います。
Q. タマホームリフォームの工期はどのくらい?
トイレ交換は半日〜2日、浴室交換は3〜7日、キッチン交換は2〜5日、外壁塗装は7〜14日が目安です。大規模な間取り変更を伴う場合は数ヶ月かかることもあります。
Q. タマホームの施工は下請けが行う?
リフォーム施工は地域の下請け業者が行います。仕上がりの品質は下請けの技術力に左右されるため、工事中の進捗確認と、要望を書面で記録しておくことが品質を保つポイントです。
Q. タマホームのリフォームは標準仕様以外も選べる?
標準仕様以外の設備やデザインも選択可能ですが、追加費用が発生します。標準仕様から外れるほどコストメリットが薄れるため、こだわりが多い場合は他社との相見積もりで比較することをおすすめします。
Q. タマホームのリフォームでキャンペーンはある?
時期によってキャンペーンが実施される場合があります。公式サイトやチラシ、店舗での案内をチェックしてください。キャンペーン情報は担当者に直接確認するのが確実です。
まとめ
タマホームは東証プライム上場の大手ハウスメーカーで、独自の流通システムによるコスト削減力がリフォームでも発揮されています。標準仕様の範囲内であれば、大手メーカーの設備をリーズナブルに導入できるのが最大の魅力です。
ただし、下請け施工による品質のばらつきや、標準仕様から外れた場合のコスト増には注意が必要です。まずは最寄りの店舗で無料見積もりを依頼し、他社の見積もりと比較するところから始めてみてください。見積もり書は付帯工事費や諸費用を含めた総額で比較し、保証内容や追加費用の条件も事前に確認しておくと納得のいくリフォームにつながります。住宅省エネ2026キャンペーンの補助金活用も視野に入れ、断熱改修や窓の交換を組み合わせたリフォームプランも検討してみてください。省エネ効果で毎月の電気代の削減にもつながります。

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